バスケW杯が開幕されて日本バスケ界が今までにない盛り上がりを見せていますよね!
バスケが全国放送で観られるようになった事が物語っていますよね。
バスケに触れた事がなかった人もW杯を機にバスケ観戦を楽しまれている方が多いのではないでしょうか!
ルールがイマイチ分からなくてもプレーに感動したり興奮したり、自分の中の“推し”選手が出てきたりしますよね!
今回は大きな選手がゴロゴロいる中、圧倒的スピードと圧のあるディフェンスで引けを取らないどころか存在感バツグンの河村勇輝選手について記事にしていきたいと思います!
・河村勇輝の中学や中学時代のエピソードがかっこいい! ・全中16位を目指してやったのは全員のベクトル統一! ・バスケだけではない!勉強も常に順位1桁キープ! ・河村勇輝の高校や高校時代のエピソード! ・河村勇輝の大学中退の理由は?
河村勇輝の中学や中学時代のエピソードがかっこいい!
中学時代のバスケの成績は全中ベスト16位でした。
ベスト16と言えど県大会・中国大会を勝ち抜き、予選リーグを勝ち抜いた先にあります。
河村勇輝選手が入学する前の柳井中学校の成績は、県大会で1・2回勝てるレベルの実績だったそうです。
そこから河村勇輝選手がやってきた事がかっこいい!!
全中16位に目標を設定してやったのは全員のベクトル統一!
河村勇輝選手は、インタビューで「全国に目標を設定して部員全員のベクトルを統一する事に力を注いだ」と語っています。
やらされるバスケと自らやるバスケが全然違うということは、自分もよくわかっているので『ちゃんとやれよ』って怒るのは違うよなと。適当にやっている原因が他の部員との人間関係だと分かったら、それを解消するために話し合いの場を作ったりもしました。部員の気持ちをバスケに引き寄せるために、練習中だけでなく部活の前後の時間も使いながら、うまく言葉を選びながら、常に声をかけ続けていたと思います。
県大会で1・2回勝ち進むレベルの所から全国16位を目標にし、実際に全国16位まで行くと言うのは並大抵の努力ではいけないことだと思います。
中学生でこれをやるというのはとても凄いことです!
色んな部員がいる中で自分が動いて示す、仲間のために動くこの姿勢は本当にかっこいい!!!
バスケだけではない!勉強も常に順位1桁台キープ!
河村裕樹選手はとても現実的に将来を見据えていたそうです。
あるインタビューで河村勇輝選手はこう語っています。
部活動で日本1位になる事ではなく、バスケと勉強を両立することが目標でした。姉たちが通う地元の進学校に通って、教育系の国立大学に進学して、体育の先生になりたいと思っていたんです。
河村勇輝選手は部活が忙しい中週3で塾に通い、学校のテストでは学年順位1桁だいを常にキープしていたそうです!
塾のある日は23時をすぎての帰宅になり、翌日の朝練にもちゃんと参加していた河村勇輝選手ですが、ギリギリまで寝ていたいのに親に早めに起こされるのが辛かったとインタビューで話しています。
全国を目指す部活動で勉強をする時間も取るってなかなか難しいですし、勉強に身が入らない人の方が断然多い気がします。
実際全国に行くレベルのプレイヤーならどこからでも声がかかりますし、自己推薦での進学もあるので、希望する学校の最低限の成績を取っていれば問題なく進学は出来るはずです。
しかしバスケで高校進学を考えていなかった河村勇輝選手なので、勉強への努力も怠らず完璧に両立していたんですね!
運動も勉強も出来るなんてどれだけかっこいいのでしょう!!!
高校は福岡第一高等学校!悩んだ末の選択!
河村勇輝選手は男子高校バスケの強豪校である福岡第一高等学校に進学しました。
これだけ有名で活躍している選手ですので、強豪校から注目されてスカウトされて進学してと言うのはもはや王道に感じますよね。
しかし河村勇輝選手の福岡第一への進学はこの王道とは少しだけ違っています。
河村勇輝の印象は薄かった!?井手口監督のお目当ては他の選手だった!
全中を観に来ていた福岡第一の井手口監督。
井手口監督のお目当ての選手は河村勇輝選手ではなく、河村勇輝選手のマッチアップの相手と、隣のコートにいた選手だったそうです。
井手口監督は知り合いからいい選手がいると河村勇輝選手の噂は聞いていた様ですが、この試合での印象は薄かったと話しています。
河村勇輝選手をスカウトした理由については『キャプテンとしてよくチームをまとめていたし、自分だけでなく仲間のことを考えながらプレーしていたから』だとインタビューで話しています。
河村勇輝選手が日頃からやってきた事が認められてのスカウトだったということが分かりますね!!
バスケの技術はもちろんですが、精神的な部分や内面的なところを見極める井手口監督もさすがですよね!
河村勇輝はスカウトを快諾しなかった!その理由は?
強豪校からスカウトを受けたら即決してしまいたくなる様な話だと思いますが、河村勇輝選手が返事を出したのは中3の12月頃だったそうです。
全中が終わり声がかかってから約5ヶ月ほどの時間を使って出した福岡第一行きでした。
なぜこんなに時間をかけていたのか、上記にある通り河村勇輝選手はもともと地元の進学校に進んで教員免許を取るという道を考えていたからです。
この堅実的な道を進もうと考えていく様になったきっかけでもあるきっかけが小学生の時に観に行った高校の全国大会がシビアなものに感じたそうです。
高校バスケって、体格の良さや身長が有利になるんだなって、改めて感じました。もちろんシンプルに『すごいな』『楽しそうだな』とも思ったんですけど、僕は当時から身長が小さかったので、父と『みんな大きいね』と話しながら、気持ち的に『うーん』ってなったところがありました。
身長が低くても活躍している選手はいても、自分に置き換えた時に将来が見えなかったのですね。
そんな河村勇輝選手の気持ちに変化が現れたのは全中最後の試合での悔いだったそうです。
エースなのに最後の最後に不甲斐ないプレーをしてしまったという心残りが大きく『高校では日本一を目指したい』という気持ちが芽生えていたと話しています。
両親からの応援もあり悩みに悩んだ末の福岡第一行きを決意したとインタビューで話しています。
河村勇輝選手は自分の人生をとても大事に考えている印象を受けます。
自分のどうしていきたいかという気持ちに丁寧に向き合う姿勢はとても素晴らしいですよね!
河村勇輝の大学中退の理由は?
河村勇輝選手は東海大学に在籍していましたが、2年生で退学しています。
その理由はプロに転身するためです。
プロに転身する理由はパリ五輪への出場のためです!
2022年3月3日に東海大学中退とプロ転身の記者会見を行いました。
河村勇輝選手は東海大学と同時にBリーグ特別指定選手に選ばれているので横浜ビー・コルセアーズでもプレーしています。
特別指定選手としてとして加入して練習に参加して試合を重ねる中で、パリ五輪に出たい、プロバスケット選手としてやっていきたいという気持ちが出てきました。
横浜で活動する中でプロになる意志が芽生え決断するに至った様ですね!
あと2年後という短い時間の中で、バスケットに打ち込める環境はプロのチーみに加入する事だと思いました。プロバスケット選手になるために東海大に入学して、その基礎をこの2年間で学べた。この決断は正しかったと言えるように、これからやっていくしかない。
河村勇輝選手のバスケットに対する熱い気持ちが伝わってきますね!
自分の時間を全てバスケに捧げたい!そしてパリ五輪に行く!
この強い気持ちを持ってプロに転身した河村勇輝選手の一つ一つの活躍が本当に楽しみですね!!
まとめ
今回は日本バスケの若きPG河村勇輝選手について記事にしていきました。
中学では全中ベスト16位という結果でしたが、その道中での全国に導いたリーダーシップ能力と全国にいく!という強い気持ち、その気持ちをチーム全員統一した河村勇輝選手の男気あふれる魅力がとてもかっこいいですよね!
部活と勉強を両立させてきた姿勢も本当に素晴らしいです!
強豪校である福岡第一からスカウトを受け、悩み抜いて福岡第一に進んだ結果が今に繋がっていますね。
全中の時に対戦相手が違っていたらもしかしたら今の河村勇輝選手はいないかもしれません。
そう思うとあの時井手口監督と出会いきめてくれた河村勇輝選手に感謝です!
大学中退の理由はパリ五輪に出場したい!という熱い思いからということも分かりました。
今開催されているバスケW杯もパリ五輪への出場権を自力で獲得しましたね!!!!
夢の実現!有言実行本当にかっこいい!!!
コートに入る前に必ず一礼する姿が有名な河村勇輝選手ですが、その謙虚で熱い闘志を持つ姿をパリで観られることとても楽しみですね!!!!
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